作品概要
全11話 放送時期2020年 原作:このアニメ
時は2002年。
体操の元日本代表、荒垣城太郎(アラガキ ジョウタロウ)29歳。
怪我などの問題により、思うように演技ができないでいた。
ある日、コーチから『引退』を勧められてしまう。
しかし、いつもそばで支えてくれた、娘の玲(レイ)に言い出せず…。
そんなとき、ある出会いから、大きく運命が動き出していく…!
【本PV】TVアニメ「体操ザムライ」
オススメ度【9~8】(満点は10)
レビュー(見てない人向け)
前半よりも、後半が面白かったです。
体操の知識は、無い状態で視聴。
リアルの体操は、基本的にニュースで観る程度。
全体的には明るめな雰囲気。
主人公が天然系だったり、他の登場人物もキャラが濃い。
謎の大きな鳥も、いい味だしてました。
シリアスな場面と、笑える場面が良い感じに入ってる。
感動的な要素も多少あり、全話視聴後に満足感あった。
ご都合主義的なところはあるが、私の許容範囲かな。
プロのスポーツ選手がかかえる葛藤。
家族など、身近でサーポートする人達の人情と、ドタバタありの日常。
悩み、笑い、感動。
主人公以外のキャラにも、結構スポットが当たる(特に娘)。
スポーツ系のアニメでは数少ない、オッサンよりの主人公(29歳)。
肉体的なピークを過ぎつつあるベテラン選手。
CGによる、体操演技の描写。
手書きには劣るけど、思ったよりも良かった。
まだ微妙な部分は有るけど、まあまあ迫力ある。
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ネタバレを含む感想
↓ネタバレ注意↓
ガングロギャルJK?の経歴が、めちゃくちゃ気になった。
あの格闘スキル…ホンマに傭兵でもやってたんだろうか(笑)。
6話でビックバードが、共食いを自覚して、気絶が笑えた。
レイチェルには、笑い事では無いけども…。
レイチェルが、自転車に乗れない事を告白するシーンは、少し泣けた。
自転車が乗れず、でも、押して歩いてたとか…健気すぎる。
自然と自転車を押して歩いてるシーンが、こんな伏線になるとは…。
合宿の説明会?だったかで、主人公が携帯電話に出るのは微妙でした。
鳴らすだけなら、まぁウッカリで済むけども。
電話に出ちゃうのは…。
天然系キャラとはいえ、プロ(社会人)なんだから、そこはキッチリとして欲しかった。
最終回は、凄く面白かった。
空港でのビックバードとか。
レイチェルの映画?を真似たセリフは、感動した。
城太郎の演技前にオーラを出す、アニメならではの表現も良かった。
最後の鉄棒シーン、最高でした。
思わず拍手した。
ただし、鉄棒以外の種目は、少し出来を抑えても良かったような。
あの流れなら、1つ順位下がっても十分に感動できたと思うので。