作品概要
全12話 放送時期2018年 原作:漫画
就職活動中の佑河樹里(ゆかわ じゅり)。主人公。
ある日、甥と兄が誘拐され、身代金を要求されてしまう。
しかし、受渡し期限が短く、このままでは間に合わない…。
そこで、祖父が、佑河家に伝わる【止界術】で、時を止める(主人公を含む、家族に隠していた術)。
樹里たちは、止まった世界に困惑しながらも、人質の救出に向かい…。
アニメ「刻刻」ティザーPV
オススメ度【8】(満点は10)
レビュー(見てない人向け)
原作は未読(漫画で全8巻)。
止まった時間の中で、動き始めるSFサスペンス。
ちなみに、タイトルの読み方は刻刻(こっこく)です。
基本的に、暗いシリアスな雰囲気のアニメ。
ハラハラドキドキする展開で、面白かった。
クズ系のキャラは出てくるので、多少のイライラ要素は有ります。
笑える要素は少し。
中盤くらいまでは、かなり面白かったです。
よく出来た設定に、感心しました。
終盤も面白かったが、それまでのクオリティーからすると、期待値を下回った感じ。
視聴継続の判断は、1話で良いかと思います。
私は、1話目で引き込まれたので。
リアルな描写で、人を殺めるシーンも、一部あります。
そういうのが苦手な人は、視聴を避けた方が良いかも。
OPは、曲と映像がGODD。
不気味さを出しつつも、ノリの良い感じで、良かったです。
この作品に合ってるかと思う。
▼関連リンク
アニメ公式サイト
原作の漫画
OP主題歌『Flashback』
ネタバレを含む感想
↓ネタバレ注意↓
思ったよりも、コンパクトな世界観?でした。
一回の止界術で、全ての話が展開するとは思ってなかったので。
しかし、コレはこれで斬新。有りですね。
7話で、間島翔子(主人公と前半は敵対してた女性キャラ)が弟と、再開するシーンは良かった。
予想は出来てたけど、少し泣けました。
最後の解決方法が微妙でした。
そこまでは『よく出来た設定だなぁ~』と感心してただけに、残念だった。
最初に写ってたとは言え、ほぼ急に登場した、新キャラの特殊能力によって解決。
伏線が弱かった。
取ってつけたような展開に、う~ん…って感じ。
ただし、総合としては、十分レベルが高い作品です。
SFサスペンス好きな人には、視聴をオススメする。